🚐 PO-SIDE DIYシリーズ 第4話 NV350キャラバン電装DIY🔌【配線図を考える】

はじめに
前回のDIYシリーズ第3話では、NV350キャラバンの床と天井をDIYしました。
床と天井ができて、少しずつ自分が思い描いていた車内に近づいてきたのかなと思います。
そして次に取り掛かったのが、車中泊で使うための電装DIYです。
車中泊では、照明だけでなく冷蔵庫や電子レンジ、テレビ、FFヒーター、12Vクーラーなど、いろいろな電化製品を使うことを考えてました。
ただ、ここで大きな問題があります。
電装について、ほとんど知識がありません。
以前乗っていたタウンエースもサブバッテリーは積みましたが、何となくつなげた程度で覚えていません😣
何が必要なのか。
どのくらいの容量が必要なのか、一から考えることにしました。
さらに、サブバッテリーをはじめとした電装品を揃えていくと、費用もかなり掛かります。
買うものも多く、
「本当にこれでうまくいくのか?」
「買ってから間違いに気づいたらどうしよう……」
という不安もありました。
費用も掛かっているだけに、できるだけ失敗はしたくありません。
そこで、いきなり電装品を取り付けるのではなく、まずはNV350で何を使いたいのかを整理して、必要な電装を考え、配線図を作るところから始めることにしました。
今回は、実際の施工に入る前のNV350の電装計画編です。
この記事で分かること
- PO-SIDE号で使いたかった電化製品
- 電装DIYを始める前に考えたこと
- どんな電装品を用意したのか
- 配線について何を参考にしたのか
- 実際に作った配線図
- 最初の計画からどのように変わっていったのか
完成した電装だけではなく、そこへたどり着くまでに何を考えたのかも含めて紹介していきます。
⚡ 電装DIYって、資格がなくてもやっていいの?
今回の電装DIYを始めるにあたって、最初に気になったことがありました。
「そもそも、電気工事士の資格を持っていなくても自分でやっていいの?」
皆さんも、そう思われているのではないのかなと思います。
私は電気工事士の資格を持っていません。
12VのLED照明やUSBソケットくらいなら何となくイメージできますが、今回扱うのはサブバッテリーや走行充電器、インバーターなどを組み合わせた本格的な車内電装。
さらにインバーターを使えば、車内でAC100Vも使用します。
「100Vを扱うなら電気工事士の資格が必要なんじゃないの?」
自分も最初はそう思っていました。
車内で完結する電装は、住宅の電気工事とは扱いが違う
調べてみると、自動車に設置され、その自動車の中で使用する電気設備については、住宅などの電気設備とは法律上の扱いが異なります。
そのため、キャンピングカーや車中泊仕様車で行うサブバッテリーの設置や走行充電器、12V照明、USB電源、インバーターなどの電装DIYは、「電気工事士の資格がないから一切触れない」というものではありません。
ただし、ここで絶対に勘違いしてはいけないと思ったことがあります。
「資格がいらない」と「安全にできる」は別の話
車の電装は12Vが中心なので、家庭用100Vと比べると「電圧が低いから大丈夫そう」と感じるかもしれません。
でも、大容量のサブバッテリーからは大きな電流が流れます。
配線の太さやヒューズ・ブレーカーの容量、端子の圧着などを間違えれば、配線の発熱やショートなどにつながる可能性があります。
だからこそ、
資格がなくてもDIYできる範囲が広いからこそ、安全について自分で勉強する必要があると思います。
これは実際に電装を組んでみて強く感じたことでした。
分からない部分を「たぶん大丈夫」で進めない。
配線サイズや許容電流を調べる。
回路をヒューズやブレーカーで保護する。
端子を確実に圧着する。
施工後も発熱や緩みがないか確認する。
こうした一つひとつの確認が大切だと思います。
※外部AC電源を車内へ引き込む設備などは条件が異なる場合があります。また、電装設備の構成によって扱いが変わる可能性もあるため、判断できない場合は無理にDIYせず、専門業者や有資格者への確認が必要です。
🔌 まずは「車内で何を使いたいか」を考える
電装品を選ぶ前に考えたのが、
「そもそも、このNV350で何を使いたいのか?」
ということでした。
今回使いたかったのは、
- LED照明
- 車載用冷蔵庫 × 2台(1台冷蔵1台冷凍)
- 電子レンジ
- テレビ
- FFヒーター
- 12Vクーラー
- スマホ充電
- サーキュレーター
こうして並べてみると、結構あります(笑)。
でも、先に使いたいものを整理したことで、そのためにはどんな電装が必要なのかを考えやすくなりました。
特に電子レンジ、12Vクーラーなど消費電力の大きなものも使いたかったので、小さなサブバッテリーだけではなく、ある程度余裕を持った電装を作りたいと考えました。
🔋 車中泊仕様に必要な電装を考える
使いたいものが決まったら、次はそれを動かすために何が必要なのかを調べました。
ブログやYouTubeなどを見ながら調べて、以前の車からの経験を考え最終的にNV350では、
460Ahのサブバッテリーを中心に、2000Wインバーターそして、MPPT機能付き走行充電器などを使って電装を組むことにしました。
もちろん、この時点では、このぐらいあれば大丈夫だろうと、思っていましたが、サブバッテリーとインバーターだけ買えば終わりではありません。
ケーブルや端子、ヒューズ、ブレーカーなど、必要になるものが次々に出てきます。
「まだいるの?」
と思うくらい、買うものがありました(笑)。
一つひとつは電装を安全に使うために必要なものですが、最初は何が必要で、何のために使うのかを理解するだけでも大変でした。
しかも、ここで間違えて買い直しとなれば、その分費用も掛かります。
だからこそ、実際に取り付け始める前に、一度すべてのつながりを整理してみることにしました。
✏️ 機材等線の位置などを考えてみる
そこで作ったのが、配線図です。

最初からきれいな図面を作ったわけではありません。
ブログやYouTubeなどを参考にしながら、
「ここから電気が来て、ここにつながって……」
と、自分なりに一つずつ整理して手書きで作っていきました。
配線図には、サブバッテリー、インバーター、走行充電器、バスバー、ヒューズブロックなどを書き込み、プラスとマイナスを色分け。
さらに、使用するケーブルの太さやヒューズなども分かる範囲で書き込んでいきました。
こうして一枚の図にしてみると、
「何と何をつなぐのか」
がかなり見えやすくなりました。
頭の中だけで考えていたときより、必要なものも整理しやすくなります。
🔄 最初に考えた配線図から、かなり変わりました
最終的に出来た配線図も、最初からその形だったわけではありません。

前に乗っていた車も車中泊仕様にしていて、サブバッテリーは積んでいましたが、ここまでの規模の使用ではありませんでしたし、はっきり言って適当につなげた感じでしたし、今までの感じでいいだろうと、初めは簡単な配線図を書いて始めようとしました。😣
ですが、最初に考えた配線図で大丈夫だと思っていたものが、最終的にはかなり変わりました。
調べていくうちに新しく分かったことがあったり、
「ここはこうした方がいいんじゃないか?」「あれ?これもいるじゃん」など、かなり試行錯誤を頭の中で繰り返し考えました。
今振り返ると、この段階で何度も考え直したことは無駄ではなかったと思っています。
いきなり実車へ配線していたら、途中で、
「あれが足りない」
「ここにつなげない」
となっていたかもしれません。
費用の掛かる電装DIYだったからこそ、施工前に一度立ち止まって配線図を作ったことは、私にとってかなり大切な準備になりました。
🚐 今回の電装計画を終えて
今回はまだ、サブバッテリーを取り付けたわけでも、車内へ配線したわけでもありません。
それでも、
「車内で何を使いたいのか」
から始めて、
「そのためには何が必要なのか」
を調べ、最後に配線図として形にしたことで、ようやくこれから作る電装の全体像が見えてきました。
電装について、ほとんどといっていいほどの知識しかない状態で始めたので、本当にこれでうまくいくのかという不安はありました。
さらに、電装品は決して安いものではありません。
費用もかなり掛かっていたので、失敗はしたくないという気持ちも強かったです。
だからこそ、分からないことを一つずつ調べて、いきなり施工するのではなく、まず自分なりの配線図を作るところから始めました。
これから電装DIYを考えている方にも、完成した配線だけではなく、
「実施作業する前に、こんなことまで考えて進めよう」
という部分まで参考にしてもらえたらうれしいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
📚 次に読む記事
🚐 DIYシリーズ第5話|サブバッテリー・電装ベース製作編
配線図ができたので、次はいよいよ実物を使った作業に入ります。
460Ahのサブバッテリーを中心に、インバーターや走行充電器などをどこに、どう配置したのか。
次回は、PO-SIDE号の電装の土台となるサブバッテリー・電装ベースを作っていきます。
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